枝豆



枝豆 栽培 育て方 枝豆は中国北東部、満州が原産の豆です。その味覚は日本の夏にはかかせないもので栄養価も高く、栽培・育て方も簡単とあって家庭菜園の代表選手のひとつです。
 収穫してすぐに茹でた枝豆の味は、スーパーなどで購入した枝豆では絶対に味わえない至福の味で、まさに家庭菜園の醍醐味といっても過言ではありません。




枝豆栽培の注意点・コツ

連作障害は出にくいが、出来ることなら連作は避けた方が無難です。

pHの適応範囲は広いので特に気にしなくてもよいがpH6.0〜6.5前後が理想の値です。

日当たりがよければ痩せ地でも育ちますが、乾燥はやや苦手としています。

株間は20〜30p

根に寄生する根粒菌の影響で土を肥沃にすることから、他の野菜を育てた後の地力回復目的で栽培されることもあります。

他の野菜と異なりねぎ類を一緒に植えると根粒菌にも悪影響を及ぼし成長が阻害されることがあります。





栽培時期・期間


枝豆の栽培 時期

 枝豆栽培におけるおおまかな栽培時期・栽培暦は上記の通りとなります。あくまでも標準的な時期を示していますので、実際には皆さんが住んでいる地域の温度により時期は多少前後します。
 おおまかな目安として枝豆の発芽適温は25度(15度)〜30度、生育適温が20度〜25度となっています(括弧内の数字は限界温度)。


土作り・種まき

 土作りは種まきもしくは植え付けの4週間ほど前から取りかかりますが、肥料は少なめでも大丈夫です。種は直まきが基本ですが、まだ地温が低いときや鳥害がひどいときはポットに蒔いてもかまいません。
 種は株間20〜30センチの点まきとし深さ2〜3センチの穴に3粒ほどまきます。
 鳥害がひどい場合は種まき後に鳥よけネットや寒冷紗でトンネルを張ったり、ポット苗を作ったりして対策を施します。また地温が低い時期に種まきを行う場合は直径9mmのポットに種を蒔き、ビニールなどで覆い、暖かい場所で管理します。畝にポリマルチをしておくと収穫時期を早めることができます。



間引き・支柱・摘芯

枝豆の摘芯  直まき、ポット苗ともに本葉が出た頃に2本に間引き、ポット苗の場合は本葉2〜3枚で植え付けます。
 本葉4〜5枚の頃に軽く追肥し(カリ、リン中心とし窒素分は控える)、支柱立てもしくは土寄せを行い、支柱は1本の支柱で2株支えるようにします。
 摘芯は側枝が5本出た時点で頂芽を掻き取ります。摘芯することにより側枝が伸び、そこにも花がつくので、その分収穫量が増えます。摘芯のタイミングは本葉が5〜6枚ほど生えてきたときで、ちょうどその頃に側枝は5〜6本となっています。


収穫

 枝豆の収穫はさやがふくらみ中のマメが飛び出してくるうちに行います。おおよその目安としては種まき後80〜90日、開花後40〜50日前後で一番下の葉が枯れ始めた頃。収穫時期が遅れると味が落ちますし、害虫被害も多くなるので8割ほどさやがふくらんだところで早めに収穫します。
 収穫量については育てた品種や畑の日当たり具合によって異なってくるので具体的には申し上げられませんが、あえて批判を恐れず筆者が長年家庭菜園の現場を見てきた経験上から申しあげれば、一般のスーパーで株ごと販売されている枝豆の8割程度の量が一般的な収穫量だと思います。ただし味に関しては家庭菜園で採れた枝豆の方がはるかに勝ってます。
 

病気・害虫対策


 枝豆を栽培していて1番困るのが、さやの中のマメが膨らはじめ、いよいよ収穫というときにマメを食害されてしまうことです。対策としては物理的防除が1番確実確実で、マメが膨らんできたら虫除けネットや寒冷紗をかぶせて害虫対策を行います。なおマメを食害する犯人は主にマメシンクイガの幼虫で発生時期は7〜8月。成虫の大きさは6mmほどなので防虫ネットの目の大きさは5mm以下のものとします。
 またカメムシが発生しやすい野菜なので発生源となる周囲の雑草はこまめに刈るようにします。


プランター


 プランターで栽培する場合も基本的には露地栽培に準じますが、プランターは深さ30センチ以上のもの用意し、水切れに注意して育てます。