バジルの上手な育て方



バジル 栽培 育て方 家庭菜園 バジルはアフリカから熱帯アジアにかけてが原産とされるシソ科のハーブです。その「高貴」とも表される香りの強さからハーブの王様とも呼ばれ、高い殺菌、抗酸化作用があるイタリア料理には欠かせない野菜です。
 葉は初夏の頃から随時収穫可能で、ソースやサラダ、パセリパウダーと使い道も多様な1株あればなにかと重宝する便利なハーブです。
 




バジルの栽培・育て方のポイント

連作障害は発生しにくいといわれてますが、シソ科の野菜を植えた場合、念のため1〜2年期間を空けた方が無難です。

・pH6.0〜7.0の弱酸性の土を好み、酸性土は苦手としています。

・トマトと相性が良く、よくコンパニオンプランツとしてトマトの隣に植えられています。

・株間は40p程度としますが、コンパニオンプランツでトマトの隣に植える場合は20センチ程とします。

・収穫を兼ねた摘芯をこまめに行う事で、収穫量をふやします。


バジルの栽培カレンダー


バジル 栽培カレンダー

 
 バジルにおけるおおまかな年間スケジュール・栽培カレンダーは上記の通りとなります。あくまでも標準的な時期を示していますので、実際には皆さんが住んでいる地域の気候や栽培する品種により栽培期間は多少前後します。
 おおまかな目安として発芽適温は20〜30度、生育適温は15〜30度で、寒さには弱く、10度以下では株が衰弱しやがて枯れてしまいます。



土作り

 バジルは日当たりが良く、水持ち、水はけの良い肥沃な土を好みます。そのような場所がない場合はプランターなどで育てるのも一案です。バジルを育てる場所が決まったら苦土石灰をまいて耕した上で、元肥として堆肥をたっぷりと混ぜでおきます。


種まき・植え付け

バジル 種まき 植え付け  バジルの発芽には高温が必要なので、通常はポットなどに種を蒔き、暖かい環境で発芽させ、本葉が4枚程度となったら畑やプランターに植え替えます。
 バジルは好光性種子なので、種まきのさいには覆土は薄くしたうえで、土が飛ばないように上から軽く押さえ、水やりはたっぷりと行います。
 植え付けは株間を40センチとしますが、コンパニオンプランツとしてトマトの隣に植える際は株間は20センチ前後が理想といわれています。


追肥・土寄せ

 葉が茂ってきたら随時収穫していきますが、葉が固い場合は追肥として化成肥料を施し、随時土寄せを行います。肥料と水を十分に与える事で、柔らかく美味しいバジルの葉が収穫できるようになります。



摘芯・収穫

 バジルは摘心をしながら収穫量を増やすハーブです。草丈が15センチを超えた辺りから、収穫を兼ねてわき芽の上を摘心し、側枝を出させます。花芽は出てきたら葉が固くなるので、随時摘芯していきますが、量が多い場合は乾燥させて料理に使う事もできます。
 成長が軌道にのったら気温が下がる晩秋まで随時収穫です。
 夏場の盛りに生い茂った葉を半分ほど切り戻すと、気温が下がる秋口に再び柔らかい新葉が収穫できます。




バジル 栽培 育て方


冬・室内での栽培は


 バジルは気温が下がると枯れるので一年草と思われがちですが、気温を10度以上(理想は15度以上)に保つことにより通年の栽培が可能です。この場合プランターや植木鉢で室内の栽培になると思いますが、近年の断熱性の優れた室内でも熱帯アジア原産のバジルにとっては過酷な環境です。本格的な冬が来る前に室内に取り込み、弱った葉茎は思いきって剪定しておきます。また水や肥料は少なめにし日当たりの良い場所で管理しましょう。



バジルの病害虫


 バジルは病害虫には比較的強い植物です。地域によってはアブラムシやハダニが発生しますが、長い期間にわたって随時葉を収穫していくハーブですから、なるべく薬剤の使用は控え、手作業による早期駆除を心がけましょう。


プランターでの育て方 


バジル プランター 栽培 育て方 バジルはプランターや植木鉢での栽培も可能です。小型のプランターや栽培容器でも、その大きさにあわせてバジルが成長してくれます。
 バジルは好きだけどそれほど大量に消費しないという方などは、プランターで育ててみると良いかもしれません。
 プランターで育てる場合、水切れや肥料切れを起こしやすいので夏場を中心に特に注意して育てていきましょう。